最近、B6サイズで『成年コミック』マーク無しのＨ系コミックが増えてるんだよなぁ。
ってか、内容的には成年コミックそのもので、修正を少し大きくしてるだけなんだけど。
私が成年コミックで持ってる佐野タカシの作品なども、
多くがB6サイズ・『成年コミック』マーク無しで再販されてるんだよねぇ。
もちろん「成年コミック」の枠を外れれば、
扱い的にはなんら普通のコミックと変わらないだろうから、
流通も流れやすいだろうし、成年コミックを扱っていない書店でも販売できるし、
ビニール袋をかけられる事も無いだろうし、売上が伸びる可能性はあるんだろうけど、
正直、いいのかなぁ、って思う。
成年コミック指定の某コミックが「わいせつ物」に該当する、なんて事がある一方で、
修正を大きめにしただけのコミックが、小学生でも手に取れる状況にあるってのは・・・。
東京都の条例などで成年コミックの肩身が狭くなってきてる昨今、
売上を伸ばすための出版社の工夫なのかもしれないけど、
下手に目を付けられて、また規制が強化されても困るだろうしなぁ。
そのあたり、出版社側の自重も求められてるとは思うんだがなぁ。
