悪魔が頂き!の戯言日記

悪魔が頂き!の戯言日記

痛車やアイマスやドールに手を出したら、いつの間にか結婚したオタの日記。

ついにやっちまったか・・・

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060907k0000m040124000c.html
ついに出しちまいましたね・・・。
賛否両論でしょうし、自分も、判断には苦しむところですけどね・・・。


以下、またもやつらつらと、思うが侭に書いてしまいました。
ある一人の馬鹿な戯言、として見れる人のみ、どうぞ。


ただ、これ(公開)を、一出版社が自社の商品に掲載することには反対。
どう言い繕っても、結局、売上目的になっちゃうし。
本当に掲載理由のとおり(社会的な意義?)に考えるのなら、
号外でも自社HPにでもいいから、“無料の情報”として提供すればいいのに。
あと、他のマスコミにも同じ情報を提供して、
全メディアで公開という形を取ればいいのに。
(実際に公開するかどうかは、各メディアの判断にまかせる、という事で)


あと、どれだけ実状に合わなくても、
現在の法律で決まってる以上、それに抵触するのはどうか、と。
実状に合わないというのなら、それを破ってアピールするんじゃなくて、
もっと正攻法で攻めてもらいたいものです。
それこそ、マスコミの役目だろうに。


よく、「20歳目前なんだから」みたいに言われるけど、
とりあえずの明確な基準は必要でしょう。
現状では、それが『20歳』に決まっている。
「20歳と19歳数ヶ月の何が違う?」と言われるけど、たぶん、違わない。
じゃあ、「19歳数ヶ月と19歳1日」は何が違う?
「19歳1日と18歳数ヶ月」じゃ、何が違う?
身体的・精神的に明確な線引きができない以上、
どこかで決めないといけないんだと思うけど。
酒やタバコが「20歳以上から」と決められてるけど、
これだって、「20歳」になったからって体の仕組みがガラっと変わるわけでもないし。


もちろん、例外があっても良いと思う。
でも、その例外にしても、やはり、まずは明確な基準があり、
それに対して、「例外とする明確な基準」がいると思う。
「凶悪犯は例外」じゃ、ダメなんだよ。
「凶悪な犯罪」って事に、明確な基準が無いから。
それこそ、「何人殺害したか」とか、「殺害方法は残忍か」とか、
「何歳の人を殺害したか」とか、あるいは判断する人の心情によって変わるし。
ってか、そう考えると、『明確な基準』ってムリなのかな。
裁判にしたって、裁判官や、地裁・高裁・最高裁によって違う判断が出たりするし。


法律が、現状に合ってないのはわかっている。
先日の、故人の冷凍保存された精子を使って生まれた子供に対する判断でも、
『現在の法律上では、この例は認められない』って感じだし。
だから、それは声を大にして改正していかなければならない。
それこそ、「危険運転致死傷罪」のように。
車で速度違反して、「最高速度60km/hは、この道路の実状に合わない」
つったって、ムリな話でしょ。
実状にあって無くても、現状、法律ではそう決まっている。
それを、各自の判断で勝手に拡大解釈してたら、法治国家じゃないっしょ。
実状に合わないのなら、元から直さないと。
・・・とか言ってると、皇室典範とか憲法第9条とかも絡んできちゃうのかな?
・・・とか書いちゃうと、左とか呼ばれちゃうのかな?


ただ。
上で書いたのは、「机上の“正論”」。
被害者側・加害者側のどちらから見ても、思いは違うかもしれないけど、
容疑者が、早く、無事に見つかって欲しいのは事実。
公開した出版社に、そんな思いが本当にあるかどうかはわからないけど、
もしかしたら、良い方向に進むかもしれない。
もちろん、悪い方向に進むかもしれない。
だからこそ、判断に苦しむのだろう・・・。



しかし、この容疑者の家族は、
これで日本中から攻撃を受けて抹殺されてしまうのだろうか・・・。
決して少ないとは言えない、国内で起きる殺人事件の1つなのに。
ただの民間企業に、好きなようにネタにされて、
個人や家族が特定されるような情報をバラ撒かれて・・・。


直接この件には関係ないけど、姉歯被告による耐震偽装において、
結局、偽装には関与していなかった木村建設 元東京支店長の篠塚氏に対する
当時のマスコミ報道と、それに対する視聴者の受け止め方なども、
再考してみたいものである。