衆院テロ防止特別委員会において、イラクへの自衛隊派遣が採決された。
野党が「議論が尽くされていない」と反対する中、
自民党が質疑打ち切り動議を提出、強行採決となったようだ。
・・・なんというか、レベルが低い気がする。
私が教育実習中、クラスで討論をする機会があった。
その中学生の方が、よっぽど「議論」をしていたと思う。
大声を出す、口調を強める、ヤジを飛ばす・・・
そんなことで相手より優位に立てると思って議論してる輩が多いのでは。
議論の方法もともかくだが、最後は数の論理。
予算委員会に至っては、野党欠席のまま、採決。
多数派が何をしても良いと言うのが民主主義ではない。
議論する場がある事が、民主主義だと思う。
野党も、根本的に反対な意見をぶつけるだけでなく、
与党と話し合って受け入れられるような意見を出すべきだが。
まぁ、相手の与党も、党の意見は頑なに変えないしなぁ・・・。
ってか、議長ってのは、完全中立の立場にあるべきなのではないだろうか。
ある集団の中から選出されて長になるのだから、所属派閥みたいなのがあるのは当然だが、
長となった時点で、そういったものに捕らわれず、中立な仕事をするべきなのでは。
ん〜、的外れな理想論かなぁ・・・。
