全国的にも、注目されているニュースですね。
とりあえず、昨日の判決は「原判決の破棄」。
死刑の是非や、“有期”な無期懲役、少年法など、
とにかく色々と考えさせられる問題ですね。
そして、多くの人が本当に真剣に考えてるからこそ、
簡単に結論が出てこないんだと思う。
自分としては、「終身刑」はアリじゃないかな、と思う。
この事件とは関係ないが、凶悪事件を起こした犯人が、
「早く死刑にしろ」とか言ってる場合がある。
本意はわからないが、死を覚悟してる人に対しての死刑に、
どこまでの刑としての意味があるか、という気も。
まぁ実際は、死刑決定から実際に執行されるまでの日々が、
受刑者にとって一番ツライ、とも聞くけど。
(執行は突然言い渡されるため、今日じゃないか明日じゃないか、
と、房の前を通る刑務官の足音に恐怖する、らしい)
あと、やはり死刑となると、その犯人の親や知り合いは、
どうしても被害者の遺族に近い思い(決して“同じ”ではない)を
することになる。
「目には目を」という理論からすればこれでいいのかもしれないが、
同じ悲しみの人を増やす、というのもどうかとは思うし。
というわけで、“社会的な死刑”という意味で、
「終身刑」の選択肢があってもいいんじゃないのかな、と。
ま、これに関しても微妙な問題なので、
あまり軽々しくは言及すべきではないんだろうけど。