地元の名産品は誰のために

http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/20060819/20060819_002.shtml
ある会社が販売していた「いかしゅうまい」を、
他社がマネしたとして訴えていた問題が、和解。
すでにその土地の名産として定着しているため、
地元の観光振興のためにも、といったトコロか。


まぁ、昨今の企業として、間違ってはいないと思うけど、
かつて「ふくや」が辛子明太子の販売を始めた際、
「博多の名産品にしよう」として、商標登録や製造法の特許を取らず、
自ら同業者へ製造法を広め、博多名物として全国に知られるようになった、
というような事も忘れてはいけないのかもしれませんな。


ちなみに、ふくやが辛子明太子の製造を始めたのは戦後のことだけど、
元々は、昭和初期に朝鮮半島から下関に伝えられたのが始まりだとか。