悪魔が頂き!の戯言日記

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痛車やアイマスやドールに手を出したら、いつの間にか結婚したオタの日記。

「恋愛3次元デビュー 〜30歳オタク漫画家、結婚への道。〜」「嫁いでもオタクです。」/カザマアヤミ


というわけで、先日購入した「恋愛3次元デビュー 〜30歳オタク漫画家、結婚への道。〜」「嫁いでもオタクです。」を読み終えました。


そもそも、この作品を知ったきっかけは、以前に読んだ「こえでおしごと!」です。
「こえでおしごと!」のあとがき漫画内で「結婚した」ということがチラッと書いてあったんですが、
その後、紺野あずれさんをwikiで調べた際に、結婚したお相手がカザマアヤミさんという漫画家ということを知りました。
んで、どういう漫画を描かれてるのかな、と調べた際に、多くの恋愛漫画とは別に上記2冊も出てきまして、
ちょっとタイトルが気になって調べてみたところ、かなり好評価だったこともあり、読んでみたくなって・・・ということです。


んで内容はと言うと、最近は色々と目にする、いわゆる「オタクが恋愛をしてみた結果」的な実話のエッセイ漫画ですね。



注意! 以下、ネタバレあり



作者は、純愛な恋愛漫画を描いてるんですが、厳格な家庭環境と中・高・大と女子校通いだったため、実は今まで恋愛経験無し。
2次元の世界にハマり、恋愛漫画にとどまらず薄い本やエロゲー・エロ漫画に手を出し、本人が気づかぬままに誤った恋愛知識や性知識を得ていく。
そんな中、ついに一念発起して3次元での恋愛への道を踏み出すこととなるが、今までに得た誤った知識のために、七転八倒を繰り広げてしまう。
悪戦苦闘が続く中、ある憧れの漫画家・・・紺野あずれさんとSNSを通じて知り合い、交流を深めていくうちに恋心が芽生え、好きになり、ついに告白。
お付き合いをすることとなったものの、経験の無さと偏り過ぎた知識のため、相次いで繰り出される突飛な行動。
しかし、そういう面に振り回されつつも紺野さんは受け入れて、同棲を始め、ついにプロポーズ、そして結婚へ・・・。
が、1冊目の内容ですかね。
2冊目は、ついに始まった新婚生活・・・お互いが2次元、特に、紺野さんの影響でカザマさんもエロい方面の知識が増え、
日常で繰り広げられる2次元的&エロゲ的な言動の数々!
さらにカザマさんが妊娠し、出産に向けての日々でもオタク的な目線で物事を考えてしまう夫婦生活の実態・・・。
といったところでしょうか。


ま、自分も恋愛経験皆無なオタクでしたし、そんな自分も、少し(?)オタク入ってる相手と結婚してオタ夫婦となっているわけなので、
この2冊の内容でも、かなり共感できる部分はありましたね(w
あと、妊娠後の話は、さすがにまだ自分と重ね合わせられる部分はないですが、某友人を思い出してしまいましたね。
カザマさんが、「子供が生まれたら、プリ●ュアや戦●モノも見るだろうし、子供の歌番組もハマるっていうし!」と言ってるんですが、
プリ●ュアを娘に見せることを口実に堂々と視聴して自分が一番楽しんでたり、娘のために子供向け歌番組のコンサートに行きつつ歌のおねえさんに
会えるのを非常に楽しんでる、パパで隠れオタクな某友人がいるんですがね・・・(w
そういう、自分や友人と重ねられる部分や、オタク的に笑える内容も多く、個人的にはとても楽しく読むことができたので、これは買って正解でした(^^


とりあえず、作者の発言(心の声も含む)で面白かったものの一部を抜粋(w


・いざ、男性と会うこととなり、オシャレな服を買いに行こうとして・・・「服屋に入れる服がない!!」
・親の紹介で会ったイケメン(趣味はサイクリング)と話してみた結果・・・「コミケのコの字も知らない人とできる話なんてないです!!」
・ついに、紺野さんと初体験を迎えることとなる前日、不安だったのは・・・「だってHって アヘ顔になるんでしょ!?」
・漫画で、男性が女性に『もう我慢できない』と抱きつくシチュを見て・・・「男の人って 我慢できないんだ!!!」
・あまりにエロ漫画が日常となったため、お昼ご飯のパスタがおいしかったら・・・「しゅごいぃぃ! パスタしゅごおぉぉぉい!!」
・結婚するために努力したことを尋ねられ、モテる人を真似するとモテるようなると思い、真似したのが・・・「峰 不●子です!!」
・小さい頃からエロを避けていたため、子供の作り方を知ったのは大学生になって・・・「キチンと知れたのはBLとエロゲーのおかげですよ」


さらには、ここに書くのも憚られるようなことも・・・。
・紺野さんと交流を深めた(ただし、お付き合いする前)頃、「少し聞きづらいことがあるんですが・・・男性(器)の皮って、どうなってるんですか?」
 →紺野さん、内心はかなりとまどいながらも、丁寧に説明。
 →(こんなことを聞いてしまった(後悔)のに、しっかりと説明までしてくれて・・・この人のこと、好きになったわ)
・付き合い始めたものの、初めての恋愛なのでとにかく不安になり、自分に女性としての魅力が無いのではと考え・・・
 →「紺野さん、私で勃ちますか?」
 →試してみないと何とも・・・と言われ、後日に試してみることに。
 →キスをする(カザマさんにとって、ファーストキス)と、紺野さんが「あ、勃ちましたよ。」と言って、ボロンと見せる。
 →「!?!? ・・・エロゲで見たやつだ!!」(なお、その日は確認だけということで、その後は何もせず帰宅)
・・・などと、ギャルゲーのフラグどころか、「それ、なんてエロゲ?」的なぶっ飛んだ行動も描かれてます(w