悪魔が頂き!の戯言日記

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痛車やアイマスやドールに手を出したら、いつの間にか結婚したオタの日記。

山口〜島根の県境ぶらり その2@(島根)津和野

宿泊した益田のホテルを出た後は、南下。
訪れたのは・・・

山陰の小京都、津和野です。
自分は、以前に仕事的な用事で来たことはあったけど、
観光で来るのは・・・どうだろ、初めてになるのかな?
観光客向けの駐車場に車を停め、歩いて散策です。


さて、津和野と言えば・・・



「殿町通り」の鯉でしょうか。
観光客がエサをあげるからか、とっても大きいですね。



通りのイチョウは、早くも色づき始め?



和の町並みの中に建てられた、「津和野カトリック教会」ですね。



中は畳敷きとなっているのも、珍しいですね。



弥栄神社に伝わる古典芸能神事、「鷺舞(さぎまい)」の像ですね。
神事は、毎年7月20日・27日に行われているようです。



さて、こちらは「太皷谷稲成神社」の参道入口ですね。
元乃隅稲成神社を訪れた際にも書いていますが、こちらは他の稲荷神社とは違い、太皷谷“稲成”神社なんですね。


今では、本殿のすぐ近くまで車で行くことができますが・・・


敢えて、朱塗りの鳥居が連なる参道を歩いて登ります(^^;


263段の石段を進んで・・・


本殿に到着です・・・息切れした体を少し休めてから、参拝(w
そして、再び石段を降りていきます。


神社を後にして歩いていると、コンビニ発見。

これは・・・外観の色は観光地に合わせたものであるものの、ローソンなのかポプラなのか・・・。
調べたところ、ローソンとポプラが共同出資した「ローソン山陰」が運営する店舗のうち、
いくつかが「ローソン・ポプラ」として営業しているようです。
ベースはローソンで、その中でポプラの売りのひとつであるポプ弁を販売などしているようです。


そして、JR山口線に沿った高岡通りを津和野駅方面へ向かい、駅手前の広場で・・・

SLやまぐち号をお出迎え。


さて、ここで昼食。
いくつか食事処があるので迷ったんですが・・・

「農協レストハウス あぜみち」というお店で、島根県西部(石見地方)の郷土料理である「うずめめし」を。


ごはんにだし汁をかけた、質素な料理のように見えますが・・・

ごはんの下に、しいたけ・にんじん・豆腐等の具がたくさん“うずめ”てあります。


昼食後、お土産の源氏巻きを買ってから、車を出します。
そして、再度津和野駅方面に向かい、今度は線路を越えて駅の北側へ。
その先の広場に車を停め、急な山道を登ること数分・・・




乙女峠のマリア聖堂に到着です。
ここは、長崎から送られてきた隠れキリシタンが、改宗を強制されて激しい拷問を受け、ついには殉教してしまった地とのこと。
そして、その拷問を受けていた信徒のもとに聖母マリアのような婦人が現れ、語りかけ励ましたという伝説があるようです。


そしてここには、マリア聖堂とは関係ないんですが、ポツンと公衆電話ボックスがあります。
そこにある公衆電話機が・・・

なんと、受話器が2つあるのです!?
これは、NTTが1990年、電話開業100周年を記念して製作した「デュエットフォン」というもので、
こちらからかけた相手も含めて三者通話ができるものらしいです。
まぁ、実際にどういうシーンで利用するかということは想定されていないようですが・・・。
この「デュエットフォン」、現在は津和野町の他に神奈川県川崎市香川県観音寺市の計3ヶ所にあるそうです。


そんなこんなで津和野観光を終え、帰途に着く前に、道の駅「津和野温泉 なごみの里」に向かってると・・・

左手に、カーテンの閉まった美術館が。
こちら、元々は「板橋アンティークドール美術館」といって、多数のアンティークドールが展示してあったそうです。
今から10年以上前に、嫁さん(当時から、すでにドール好き)が家族で訪れたことがあるそうです。
その後、東日本大震災があった後、オーナーさんがドールをオークションで販売し、そのお金を寄付されたそうです。
ドールの展示を取り止めた後はレース作品の展示等をしていたようですが、どうやら、今は閉館してしまったようですね。
嫁さんとしては思い出の場所のひとつらしいので、残念ですね。


というわけで津和野観光でしたが、今回訪れた場所以外にも、
津和野城跡や森鴎外記念館(森鴎外は津和野出身)、多くの美術館や資料館がありますので、
興味ある方は行かれてみてはいかがでしょうか。


そんなこんなで、1泊2日の県境ぶらり、終了です。