悪魔が頂き!の戯言日記

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痛車やアイマスやドールに手を出したら、いつの間にか結婚したオタの日記。

山と海と夜景の神戸旅行 2日目@(兵庫)神戸(北野〜有馬〜六甲山〜三宮)



※画像が多いので、閲覧にご注意ください※


はい、神戸旅行2日目です。
まぁ、昨日は夕方前に着いて、摩耶山に行った後に夕飯を食べた程度でしたからね。
今日は朝からしっかりと観光です。


まずは、ホテルからシャトルバスで三宮へ。
予定より30分早く動き始めたんですが、これが後から功を奏すことに。

三宮からは、神戸市内の観光地を周回している「シティー・ループ」に乗ります。



こちらは到着地点で撮影したものですが、車体はグリーンを基調としたレトロなデザインで、
停留所の看板も、バスと統一されたデザインになっていますね。


というわけで、着いたのは北野の異人館街です。
シティ・ループのバスを降りた正面に・・・



ベンの家・仏蘭西館(洋館長屋)・英国館といった異人館が並んでいます。
これらは、すべて公開されている異人館のひとつで有名どころですが、今回は外から見るだけで(^^;
というか、ここに来るまでに北野坂という通りをバスが通って来たんですが、
そこからして、すでにオシャレな建物がいっぱいでしたね。
同じく、古い異人館をそのまま利用しているスターバックスなどもありました。


さて、バスを降りてから、少し異人館街を歩きます。

すると、これまたオシャレな建物が。
こちらは「旧レイン邸」といって、観光用には公開されてないものの、結婚式場やレストランとして営業されているようです。
上で書いたスターバックスも含め、一般公開ではなく様々な形で営業している異人館も多くあるようです。


そんなこんなで、坂を歩くこと数分・・・

北野の異人館の中でも1・2を争う有名どころ、「風見鶏の館」に到着です〜。


え〜、実は、なんですが、今回の神戸旅行でチャンスがあればドール撮影をしようと計画してまして、
今日は、できれば異人館街でかりたんの撮影ができれば・・・と考えてました。
午後から天気が崩れるとの予報ですが、幸いにまだ雨は降っておらず、平日の午前中ということであまり人もいないので、
まずは、この風見鶏の館周辺で撮影をしました!(その画像に関しては、別記事にて)


そして、風見鶏の館に入場しますが、係員の方に、館内でドール撮影をして良いか確認。
すると、「他のお客様の迷惑にならず、記念撮影程度でしたら」とのご回答でした。
なので、嫁さんがドールを脇に抱え、館内を見学しつつ、ちょっとだけ撮影もしたり。




館内は、当時の生活を再現した展示となっております。



当時、住んでいた方が写真などで紹介されていました。
長崎で見たグラバー園あたりも同じような感じでなかなか豪華でしたが、
まぁ、要はこの時期に日本に住んでいるということは、貿易などで大成功を収めている裕福な人たちですからね・・・。
それにしても、神戸も長崎も、異人館は坂の上にあるんですよね〜。
港に入る自分の会社の船を見るため、という説も見たことがありますが、まぁ、平地は庶民が雑多に暮らしていたでしょうから、
いろんな意味で、そこから少し離れて暮らすのが富裕層の生活だったのかも知れません・・・
現在でも、高級住宅街は少し山手の方にあるところも多いですしね。


さて、風見鶏の館の見学は、2階へ。

建物の名前にもなっている、風見鶏。



窓からは、神戸の街並み。



ふとアンケートコーナーを見てみると・・・これって、Fate関連のキャラでは!?
後から調べたら、作品内に、風見鶏の館が元となっている建物が出てくるみたいですね・・・
つまり、Fateの聖地のひとつということでしょうか。


さて、風見鶏の館の見学を終え、今度はその目の前にある・・・

「萌黄の館」を見学します。
風見鶏の館と萌黄の館は管理が同じなので、風見鶏の館で2館共通券を購入すると、安く見学ができます。
また、他の異人館も、それぞれで入館料が数百円かかりますが、管理するグループによっていくつかの共通券があるので、
多くの異人館を回ろうとする方は、事前に調べてから購入するとお得になると思います。




こちらも、当時の生活風景が再現されています。



そして、建物の裏手には、真っ逆さまに突き刺さった煙突。
これは、阪神淡路大震災の際に倒壊した煙突を、そのまま保存展示してあるとのことです。
阪神淡路大震災と言えば、自分が高校生の頃・・・震度3程度でしたが、飛び起きたのを覚えています。
そして、朝のニュースで見た、衝撃的な映像・・・。
あれから20年以上。
今回の旅行で、その爪痕を思わせるような風景を見ることは無く、キレイで華やかな街並みでしたが、
あの震災は、決して忘れてはいけないのだと思います。


さて、2館の見学とともにドールの撮影もしていたため、時間はすでにお昼が近くなっています。
というわけで、すぐ近くにある北野観光案内所の2階に・・・

「風見鶏のタマゴ」という軽食・喫茶のお店があるので・・・



私と嫁さんで、「オムビーフカレーライスセット」と「オムハヤシライスセット」を注文。
ふわふわ卵のオムライスに、ビーフカレーにはゴロっと大きなお肉、ハヤシライスには薄切り肉がたくさん入ってて、
ホント、とってもおいしかったです〜(^^


お昼を済ませて外に出てみると、

1匹の猫が。
ただ、この猫、すぐ横を人が通ってもまったく逃げません。
おそらくは、観光客にエサをもらい慣れていて、この時もエサをくれる人を待っていたのかもしれません(^^;


ちなみに・・・

風見鶏の館のすぐ隣に、「北野天満神社」への参道があります。
こちらは、1180年に京都の北野天満宮から勧請して祀られたという歴史ある神社。
興味ある方は、一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。


さて、時間の都合上、異人館巡りはここまでなので、このまま異人館街を歩いて新神戸駅方面に向かいます。
10分少々歩いて布引まで出てきて、「新神戸オリエンタルアベニュー」に到着です。
こちらは、地下3階〜地上3階はショップやレストランの商業施設、4階以上はANAクラウンプラザホテル神戸、
また3階からは連絡通路で山陽新幹線新神戸駅に直結している施設なんですが、地下3階には・・・

地下鉄の新神戸駅があり、ここから、北神急行に乗って北に向かいます。


谷上駅で神戸電鉄に乗り換え、その後も1回乗り換えて到着したのが・・・

有馬温泉駅」・・・そう、日本三古湯のひとつ、有馬温泉です!



位置的には六甲山地の北側となりますが、地下鉄利用で神戸市街から30分程度、
また、神戸はもちろん、大阪や京都からも直通バスが出ており、各地から1時間前後で到着するなど、
アクセスはかなり便利な状況なんですよね〜。
まぁ、その分、各地の観光地と同じように、最近は外国の団体客も多くなっているようですが・・・。


というわけで、さすがに有馬温泉に1泊、というわけにはいきませんが、
せっかくなので日帰り入浴を楽しみたいと思ってやって来ました。
まずは、駅からすぐのところに・・・


「太閤橋」と、その太閤こと「豊臣秀吉像」ですね。
秀吉は有馬温泉をとても気に入っており、何度も訪れているのはもちろんのことですが、
戦や地震の影響で様々な被害を受けていたところに、多くの援助を行って復興させたとのことらしいです。


この太閤橋から少し歩いたところには・・・

「ねね橋」と、「ねねの像」が。
夫婦である秀吉とねね、像はお互いに見つめ合う形で立っているとか。


そんなこんなで、坂道を10分程度歩いて見えた看板が・・・

日帰り温泉施設である「康貴(こうき)」の看板。
こちらは日帰り入浴専用の施設で、かなり小さいながらも、有馬温泉の「金泉」「銀泉」の2種類の泉質を楽しむことができ、
しかも多くの人数に対応できないので、逆に団体客などが利用しないのでゆっくり利用できるらしいとのことで来てみました


・・・が!
なんと、看板の下に、「ボイラー修理のため、臨時休業」の掲示が・・・!
おお、これは何と言う予想外の展開・・・。
火曜日が休業日なのは調べていたので、月曜日に来たと言うのに・・・orz
ん〜、こういうのは、やはり事前に直接の確認も必要なのでしょうね・・・。


ただ、休みなのはどうしようもありません。
しかし、すでに有馬に来ているので、やはりどこかで入浴はしたいもの。
なので、事前に旅行計画を立てる際に見た、別の施設に行ってみることに。

ということで有馬温泉駅近くまで戻り、着いたのが「有馬御苑」。
こちらは温泉旅館ですが、日帰り入浴も行っているハズ・・・しかし、確か時間が早いうちに終了だった気が。
早速フロントで尋ねると、14時半まで入浴可能とのことで、今は13時半・・・うむ、1時間なら十分いける!
いや、朝に30分早く動き始めたことが、ここで効いたかなと思いますね(^^;



というわけで、無事に入浴〜。
時間の問題からか、他に入ってる人もほとんどおらず、のんびりと有馬温泉を堪能しました(^^



有馬御苑から出て、すぐ近くの「三ツ森 本店」というお菓子屋さんの店頭で蒸していた「よい湯(と)まんじゅう」をペロリ。


その後、有馬温泉駅からタクシーに乗り、山の方へ向かって進んで着いたのが・・・

こちらも「有馬温泉駅」・・・ですが、こちらは「六甲有馬ロープウェー」の山麓駅である、「有馬温泉駅」です。


有馬温泉への往路は六甲山の地下を通って来ましたが、復路は六甲山を越えて神戸市街に戻ります。

なので、「六甲有馬ロープウェー」片道、「六甲山上バス」フリー、「六甲ケーブル」片道がセットになった「六甲・有馬片道乗車券」を購入。
1人1,750円なので、2人で3,500円・・・実はここでも神戸街遊券が使えるので、2冊購入してきていた街遊券を使い切ります。




では、有馬温泉駅から、ロープウェーに乗って・・・



出発〜。
夏や秋ならロープウェーを使う人も多いかもしれませんが、この春の時期で、しかも雨模様・・・乗客は私たちだけでした(^^;



有馬温泉街が、どんどん遠くなっていきます。



中間地点で、もう一方のゴンドラとすれ違い。
それにしても、このロープウェーは全長2.8kmと非常に長く、山を登るだけではなくて大きな谷も越えていきます。
今まで各地で乗ったロープウェーは、だいたい山の斜面に沿って上るだけだったので、こういう谷越えは新鮮でした。





そうこうしているうちに、「六甲山頂駅」に到着です。


実は、六甲山頂駅には・・・

もうひとつ、別のロープウェーがあったのです。
こちらは、現在の六甲山頂駅から六甲ケーブルの山上駅までを結んでいた路線で、運行時はこちらを「表六甲線」、
先ほど乗車した有馬温泉からの方を「裏六甲線」と呼んで、全長5kmに及ぶ日本最長のロープウェーだったそうです。
ただ、利用者の減少や施設の老朽化などから、表六甲線は2004年に運行を休止し・・・

現在、六甲ケーブル駅までは「六甲山上バス」で移動することとなります。


さて、ロープウェーの六甲山頂駅からバスで1駅、歩いても5分程度で・・・

六甲ガーデンテラス」に到着です。
こちらには、レストランやショップの他・・・



「見晴らしの塔」「見晴らしのテラス」「見晴らしのデッキ」といった、絶景ビュースポットがあるんですが、
午後から降り始めた雨の影響で、真っ白の霧に覆われてます(TT
雨が降り始めた時点である程度は予想していましたが、本当に何も見えませんでした(w


仕方ないので、レストランである「六甲ビューパレス」で・・・

現在行われているスイスフェアのメニューである「ブラートヴルスト」という骨付き焼きソーセージを食べてみたり(w


さて、六甲ガーデンテラスからの眺めは諦めて、六甲山上バスに乗って・・・

六甲ケーブル」の「ケーブル山上駅」に到着です。
なお、この六甲山からは・・・

昨夜訪れた、摩耶山へのシャトルバスもあったりします。
運行時間等には注意が必要ですが、両方の絶景ビューポイントを訪れることもできます。


さて、このケーブル山上駅の屋上には・・・

「天覧台」という展望台があります。
こちらは、1981年に昭和天皇がお立ち寄りになられて、この名前になったとか。


本来であれば、昨夜の摩耶山とはまた違った夜景がみられるハズなんですが・・・

六甲ガーデンテラスよりは幾分マシなものの、やはり霧に覆われてほとんど見えません(TT


強風と寒さの中でこのまま粘っても、状況が大きく変わるとは思えないので・・・

予定より早く、おとなしく「六甲ケーブル」で下山します。



2両編成で、下側の車両は、窓が無いオープンデッキになっています。
気候の良い日中だと楽しめるんでしょうが、さすがに今回は通常の車両に乗り込みます(^^;



そして、山麓の駅に到着。
この後は、市バスでJR六甲道駅に行き、JRで三宮へ。
しかし、当初の予定より早く戻ってきたので、三宮から歩いて南下し・・・

「こうべ花時計」の前を通って到着したのが、神戸市役所。


「なぜ市役所?」と思われるでしょうが、実は、市役所の1号館は・・・

24階に、22時まで開放されている展望ロビーがあり、無料で利用できるのです。


なので、六甲山から夜景を見られなかった分、神戸の街の真ん中から夜景を楽しみます!

ポートアイランド方面。
阪神高速とか、ポートアイランドへの道路とかで、何か近未来感がありますよね。



ベイエリア方面。
モザイクの大観覧車などが見えますね。



東方向は、高層ビルが立ち並ぶ街並みですね。



北の、六甲山地方面。
山肌に、何やらマークがライトアップされていますね。
これは「山麓電飾」といって、左から、錨・神戸市章・北前船となっています。
神戸市章につていは、明治40年神戸港築港起工を記念して松を市章の形に植栽し、昭和8年に第1回港の祭を記念して仮設の電飾を実施、
昭和42年に神戸港開港100年を記念して永久電飾化したもの・・・と、非常に歴史のあるものとなっています。
また、錨についても、明治36年明治天皇行幸の観艦式を記念して松を錨の形に植栽し、
昭和56年の神戸ポートアイランド博覧会を記念して永久電飾化したものだそうです。
北前船は、平成元年の「市制100周年」を記念して開催されたフェスピック神戸大会を機に点灯されたもので、
「KOBE」「北前船(正面)」「北前船(側面)」の表示が20分おきに変わるとのことです。
阪神淡路大震災当時、神戸の大部分が停電となる中で、自然エネルギーを使っていた山麓電飾は光り続け、市民を勇気付けたとのこと。
色々な観光地や建物がありますが、この電飾が、神戸の一番のシンボルなのかも知れませんね。


この後、三宮に戻り、ホテルのシャトルバスで帰還。
2日目終了です。