悪魔が頂き!の戯言日記

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痛車やアイマスやドールに手を出したら、いつの間にか結婚したオタの日記。

舞台探訪/聖地巡礼~「木崎湖」編~@(長野)大町

では、アルペンルート+α旅行の3日目、「信濃木崎駅」で途中下車して散策した3時間を書こうと思います。
3日目の旅行記本体はコチラ。
akumaget.hatenadiary.jp


まず、昨晩泊まった大町市ですが、北部に「仁科三湖」と呼ばれる3つの湖がありまして、
北から順に、青木湖・中綱湖・木崎湖となります。
そして、信濃木崎駅は、その名のとおり「木崎湖」近辺の駅となります。


・・・もう、「木崎湖」の名前だけで、わかる人にはわかると思うんですが、
2002年放送の「おねがい☆ティーチャー」と、2003年放送の「おねがい☆ツインズ
(両作品ともWOWOWで放送されたアニメ)の舞台となった場所です。
正直言って、両作品とも、『何回も繰り返して見るほど好き!』というわけではありません(^^;
ただ、どちらもオープニング曲(「Shooting Star/KOTOKO」「Second Flight/KOTOKO佐藤裕美」)が好きで、
自作のアニメオープニング映像集には組み入れて、何度も見ていたんですよね。


なので、今回、せっかくアルペンきっぷのルートで木崎湖周辺に行くのだから、
『せめてオープニングに出てくる場所をいくつかは訪れてみたい!』となりまして、
今回の散策=舞台探訪/聖地巡礼となりました。


散策の記事の前に少し横道に逸れて、完全に個人的主観よる駄文となりますが・・・
そもそも、アニメの舞台を訪れる(=聖地巡礼)という動きを知ったのが、この作品ではないかと思っています。
2000年代後半になってくると、「涼宮ハルヒの憂鬱」や「らき☆すた」のモデルとされる場所を多くのファンが訪れ、
その地元側も、作品と一緒になって活性化につなげていこうという大きな流れが生まれ、
今では地名等もそのまま作品内で登場しているアニメも非常に多く作られています。
しかし、2000年代以前だと、実在の地名はもちろん、
実在の場所をロケハンして作品内で描くということも非常に珍しかったのではないかと思っています。
もちろん、そういった例がまったく無かったわけではなく、
例えば「天地無用!」シリーズはキャラ名の由来や作品の舞台が岡山県内の各所であったりとか、
美少女戦士セーラームーン」では東京都内にモデルとなった場所が色々とあるようで、
熱心なファンはその当時から舞台探訪/聖地巡礼を行っていたと思います。
・・・ただ、その当時は、その記録を多くの人に発信する手段が無かったのだと思います。
両作品とも、初期のシリーズが製作されたのは1990年代前半。
現地を撮影するにしても、今のように気軽にデジカメで撮りまくってパソコンで編集することもできず、
そもそも身近にインターネットが普及していなかったため、その記録を気軽に発信することができなかったと思います。
おそらく、当時の熱心なファンたちは、それこそ(二次創作ではなく本来的な意味での)同人誌などを作って、
自分の記録を世に発表していたのではないかと思います。
・・・それから時が流れて2000年代初頭。
「おねがい」シリーズ両作品で、実在の地名が登場して実際の風景が忠実に描かれ、
それを見たファンはモデルとなった地を探して訪れ、デジカメや携帯電話で撮影し、
ブログやSNSではなかったものの、個人ホームページでその記録を全世界に発信。
それを見た別のファンたちが、その情報を頼りに訪れ、さらに情報発信者が増え、
こうして、アニメの舞台探訪/聖地巡礼という動きが大きくなっていったのではないかな、と思います。
さらに別の面で言えば、アニメもデジタルメディア化されたことでコマごとの確認が行いやすくなり、
これが、モデルとなった場所の検証を行いやすくする結果にもつながったのかなと思います。


・・・と、ダラダラと思ったことを書きましたが、改めて散策記に戻りましょう。


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まずは、「信濃木崎駅」。
アニメ内にも登場しますね。


そこから歩くこと、10分少々。
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木崎湖入口」の交差点。


そのすぐ横に・・・
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「ローソン 大町木崎湖店」。
この店舗横に洗い場があって、そこで足を洗うシーンがあったんですが、
改装により当時の洗い場は無くなったみたい(?)です。


そのローソンから、木崎湖方面に歩くと・・・
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「ゆ~ぷる木崎湖」に着きます。
こちらも作品内に出てきますね。


温泉側の建物に入るやいなや・・・
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女性キャラの木像が3体。
左から、「風見 みずほ」「森野 苺」「縁川 小石」(「おねがい☆ティーチャー」登場キャラ)ですね。
しかし、特に・・・というか、まったくもって、それらの説明文はありません(^^;


さらに奥に進むと、温泉の受付ロビーとレストランがあります。
そのロビーには・・・
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「小野寺 樺恋」(左)と「宮藤 深衣奈」(右)(「おねがい☆ツインズ」登場キャラ)の木像が。
こちらも特に説明はありませんが、後に、チェーンソーアーティストの「ジェイソンさん」が
これらの木像を製作している時の写真が掲示してありますね。


さて、この時点で13時近くなので、ここのレストランで昼食を取ります。
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「ざるそば&ミニ信州サーモン丼セット」と、「遊覧船付き♪ 黒部ダムカレー」!
特にダムカレーは昨夜食べ損ねたので、ここでリベンジできたのは嬉しかったです(^^
どちらのメニューも、ボリュームがあっておいしかったです~。


腹ごしらえも済んだので、散策再開です。
ゆ~ぷる木崎湖から歩くとすぐに・・・
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木崎湖園地」という公園に到着です。


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このあたりの風景、わかる人にはわかりますよね・・・?(^^


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公園のすぐ隣の「星湖亭」。
ご挨拶して、中も少し見させていただきました。


そこから木崎湖に沿って少し歩くと・・・
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木崎湖キャンプ場」に到着です!


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入口には・・・チルノ?
こちらもジェイソンさんの作品でしょうか?


事務所の方にご挨拶して、場内を見学させていただきました。
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みずほ先生、深衣奈と樺恋の「飛び出し注意」看板。


そして・・・
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これが、あの「みずほ桟橋」!
オープニング映像では、青い空に青い湖、そして緑の山々なんですが・・・天気が残念。


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こちらは、お隣の「いちご桟橋」ですね。


キャンプ場を出る際に、事務所内も少し見させていただきました。
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突然の訪問にも快く対応していただき、ありがとうございました。


というわけで、舞台探訪/聖地巡礼はここまで!
もちろん、まだまだたくさんの場所が作品内で登場しますが、
これ以上の散策は、余裕のある日程と何かしらの移動手段が無いとキツいです(^^;
とりあえずは、「おねティ」オープニングのみずほ桟橋と、
おねツイ」オープニングの木崎湖園地を訪れることができたので、満足です。


では、それらの再現画像を、どうぞ(w


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ん~、アングルをもっと下げるべきだったか。


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後ろの木が、かなり成長した感が(w


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これは、ちょっと色々と再現に失敗(^^;


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こちらは、再現になってないですけど(^^;


この後、信濃木崎駅に戻り、旅行記にあるように15時台の下り列車に乗って糸魚川方面に向かいます。


なお、信濃木崎駅の次が・・・
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「稲尾駅」です。
もう、時間の都合上、途中下車はできませんので、列車内から撮影。


そして、その次が・・・
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海ノ口駅」です。
こちらも、列車を降りてシーンを再現できる角度から撮影する時間は無いので、列車内から。


これ以降は旅行記の方に戻る形となります。
というわけで、「木崎湖周辺を通るので、せっかくだから」ということで実行した舞台探訪/聖地巡礼ですが、
しっかりと楽しむことができました。
こりゃ、改めて両作品を見直さないとなぁ・・・。


そして、まったく意味もわからないながらも付き合ってくれた嫁さんに感謝です(^^