ソースは省略。
違法な状況で利用されるソフトを開発した者が罪に問われるかどうか、
でしたが、まぁ賛否両論ありますね。
包丁や自動車、CD-Rなどを例に挙げての意見も、よく目にするところです。
まぁ、Winny技術（匿名はともかく、P2Pについて）自体の中立性や、
開発者自身が、Winnyによって著作権を侵害したり、
経済的利益を得たりはしていないことは触れられてるようですし、
悪意的とか、どちらかに極端な判断とかでは無いように思います。
やはり問題なのは、開発者自身に、
「Winnyによって、著作権を侵害した状況でのファイル交換が容易に行なえる」
といった意思を持っていたかどうかなんでしょうね。
殺人なのか過失致死なのか、未必の故意なのかどうか、と言ったとこでしょうか。
本人の意思や考え方となると、どちらにしても確証を得るのは難しいでしょうが、
今回は、開発時や配布時の書き込みやメール等のやり取りから、
意思があったと判断されて、有罪という判断になったのでしょう。
前例の無い事を行う場合、社会の体制や法の整備が追いついておらず、
意外な形で許されたり、納得できない形で罰せられたりするものだと思います。
Winnyも、善悪の両面で、大きな影響を与えたものだと思います。
（例えば、音楽のネット販売が急激に広がった原因のひとつでもあるかな、と）
Winnyというソフトを開発した技術力は、単純にスゴイと思いますね。
あと、ひとつ言いたいのは、winnyと情報流出は、直接は関係無いと言う事。
警察は、情報流出の直接の原因であるウイルスの開発者の摘発にも力を入れてください。
まぁ、特定するのはまずムリなんでしょうけどねぇ･･･。
