さて、いよいよ今日は今回の旅行の目的であるアルペンルートに突入します!
なお、非常に記事が長くなってしまうので、2つに分けて、
この記事では富山市内からアルペンルート中間地点である室堂までを書きたいと思います。
9時くらいの電車で富山を出発するんですが、その予定より早起きして、
嫁さんを置いて6時過ぎに1人で外出。
ホテル近くの電停から、路面電車に乗ります。
なお、料金は1回の乗車で200円ですが、ホテルで半額利用券がもらえたので、1回100円で利用できました。
そして乗ること数駅・・・
富山城(富山市郷土博物館)にやってきました。
こちらは昭和になって再建された模擬天守で、博物館となっています。
当然、早朝なので開館はしていないので、外観だけを見て回りました。
富山の魅力を写真で発信する「AMAZING TOYAMA」のフレームと一緒に。
富山城址公園内の方から。
さて、雨も降っていますし、あまりのんびりしている時間は無いので、
再度路面電車に乗車して、ホテルに戻ります。
コンビニに寄ったりもしたかったので、帰りは富山駅の電停で降りてみました。
その後、ホテルで出発の準備などを。
ちなみに、アルペンルートを通り抜けるには6つの乗り物を乗り換える必要があり、
キャリーケースなどの大きい荷物はどうしても邪魔になってしまいます。
そこで、アルペンルートの入口側から出口側まで、荷物を回送してくれるサービスがあるのです。
富山から長野へは、富山駅や立山駅から信濃大町駅へ運んでくれるんですが、
一部のホテルや旅館などは、そこで荷物の預け入れや受け取りができます。
今回泊まった東横INNも、今晩泊まる信濃大町の旅館も対象施設なので、
ここで荷物を預けて、今晩の宿まで運んでおいてくれるのです。
今回の富山~信濃大町では、荷物1ヶにつき1,500円でした。
というわけで、必要な荷物だけをリュックに入れ、ホテルをチェックアウトして出発です!
JR富山駅に隣接する、富山地方鉄道の富山駅があるビル。
上に、「立山黒部アルペンルート」のロゴがありますね。
ここから、アルペンルートの入口である立山駅に向かいます。
JRの立山黒部アルペンきっぷを提示すると、アルペンルート内のフリー乗車整理票がもらえます。
アルペンきっぷには「立山駅で提示」って書いてあるんですけど、電鉄富山駅で大丈夫です。
この乗車整理票が、アルペンルート内の6つの乗り物に乗車する際に必要となります。
また、最初に立山駅から乗車するケーブルカーのみ、便(時間)の指定をすることとなります。
通常の到着時刻からするともう1つ早いのに乗れるんですが、ゆっくり色々と見たかったので、1つ後の便を指定。
9時発の特急「たてやま3号」に乗車します。
立山黒部アルペンきっぷでは、富山地鉄の特急(自由席)も利用できます。
ホーム横には、各種ヘッドマーク。
実際にこのヘッドマークを付けたりもしているようです。
そして、出発。
最初は市街地を抜けて行きますが、途中から段々と山の中へと入って行きます。
途中で、常願寺川に架かる「千垣鉄橋」を通りました(写っているのは、その隣に架かる芳見橋)。
天気が良ければ、ここから立山の方も見えるため、列車はゆっくりと通過してくれるんですが・・・
今日は残念ながら山々は見えず。
特急だと、約50分で立山駅に到着します。
列車を降りてそのまま2階に向かえば・・・
「立山ケーブルカー」の駅となり、ここからがアルペンルートとなります。
なお、この時点では、一番の目的である「雪の大谷ウォーク」は悪天候のため開催見合わせ中。
果たして、どうなるのか・・・。
時刻となって改札を済ませ、ホームに入るとケーブルカーが降りてきました。
こちらのケーブルカー、実際に今でも使用する貨車が付いているのが非常に珍しいとのこと。
土曜日ということもあって国内外の団体客が多く、満員電車状態でしたが、外の景色が見えるところに。
ただ、この景色も、中ほどからは真っ白い霧に覆われて見えなくなってしまいました・・・。
7分ほどで、「美女平駅」に到着。
ここから「立山高原バス」に乗って、室堂に向かいます。
なお、この道路については一般車両は通行不可で、
アルペンルートの高原バスや、団体ツアーの貸し切りバスなどのみが通行可能となってます。
立山杉の巨木、「仙洞杉」。
幹周りは10m近く・・・つまり、直径は3m以上ですね。
こういった観光スポットは、車内で案内しつつ、ゆっくりと通過してくれます。
ただ、この日は、とにかく真っ白の霧に覆われ、車道のすぐ横くらいしか見えませんでした。
途中、「称名滝」という滝が見えるスポットもあるんですが、この日は真っ白。
おとなしく、車内のモニタで流れる紹介動画を見ていました。
巨木が生える森を過ぎると、日陰となる部分に雪が見えてくるようになります。
そして、風景が段々と雪の平原になっていき・・・
室堂近くでは、いよいよ雪の壁となってきます!
そして、美女平駅を出発して約50分で・・・
室堂ターミナルに到着です!
さて、ここで体験できるのが「雪の大谷ウォーク」。
立山駅の時点では開催見合わせ中でしたが、室堂に到着したところ、開催中とのこと!
というわけで、早速、ターミナルの外へ。
道路横の雪の壁と、そこから続く雪山!
ただ、霧と曇天のため、雪山と空との境がわかりにくく・・・。
5月の晴天の日だと、こんな風景が楽しめるようです。
ただ、それでも、せっかくの「雪の大谷ウォーク」が楽しめるので、歩いてみました。
しかし、途中から規制されていて、どうやら雪の壁の最高地点までは行けないみたい?
ま、それでも・・・
しっかりと、記念写真を。
その後、室堂ターミナルに戻ったところでちょうどお昼時だったので・・・
お昼ごはん(^^
実は、出発前に富山駅にある「おむすび屋 源」というお店で、おむすびを買ってきていたのでした。
このお店は、富山名産の「ますのすし」を販売している「ますのすし本舗 源」というお店の系列店で、
おむすびも、地元の特産品を使った具が入っていて、とてもおいしくいただけました。
あと、ターミナル内の売店で売っていた「おやき」を食べたり。
そんなわけで、富山市内から、アルペンルートの中間地点である室堂までの記事でした。
次記事で、室堂から長野県の大町市までを書きたいと思います。